vol.4376

こんにちは♪
鳴海吉英（なるみ よしひで）です。

13年前の14:46。
東日本大地震が発生。

15,900人の犠牲者と
いまだに2520人の行方不明者。

13年前は
テレビをつけるたびに
被害や死者数の増加のニュース。

何をするにも自粛。

派手に動くものは
バッシングの対象。

ぼくも
しばらく何も手が付かなくなって

その後
現地にボランティアに行っても
楽しむ雰囲気ではなく

今日一日を生き抜く雰囲気しか
そこにはなかった。

今日という日は
誰かが生きたかった昨日である。

毎年3月11日は
少し重い空気になる。

だけど
忘れてほしくないのは

3月11日に生まれた人もいる
ということ。

たまたま東日本大地震があった日で
素直にお祝いが出来ない…
そんな雰囲気を感じてしまって

誕生日を
喜ぶ事が申し訳なく思う人もいる。

だからこそ伝えたい。

3月11日に生まれた人には
震災のことと自分の誕生日は
別に考えて

生まれた日のことを
心から味わってほしいと思う。

その後から
震災のことを思って見てもいい。

先日
ぼくの娘2人の誕生日があった。

無邪気に喜んでいる
娘たちの姿を見るのは

微笑ましくて
親として単純に嬉しい。

もし
自分の誕生日を喜べない姿を
見ていたら
ぼくの方まで重い空気になってしまう。

誕生日はあなたが選んで
生まれてきた日でもあるけど

命を賭けて
あなたを産んでくれた人がいて
あなたの活躍を
影から応援してくれる人がいる
ということでもある。

先日から試みている
『人生最後だとしたら…』。

という感情で
過ごしてみることで感じた事…
それは

最後に残るのは
「ありがとう」という
感謝の気持ちなんだと思った。

親に対しても
家族に対しても
動物にも植物にも

そして
自分の身体に対しても。

生かされている命だからこそ
誰かの役に立ちたいと思う

だけど
そこには犠牲の感情だけじゃなく
あなた自身が喜ぶであることが
大事だということを
これまでの経験からも思った。

3月11日生まれの人。
今日という日を心のそこから
味わってほしい。

おめでとうございます。

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