作品を見る前に陰から支える人の思いを知ってみる
vol.3921
先月の11月に
福井県で初めて会うことができた
本の編集をされている鈴木七沖さん。
その時の会話で覚えているのは
「長く愛される本を世に出したい。」
って言っていたこと。
七沖さんは
本の編集をする前は
産業廃棄物の回収の
お仕事をしていて捨てられちゃう本を
たくさん見てきた。本は瞬間的に
売り上げを伸ばすことは
できるけど長く、幅広い世代の人に
読んでもらえる本を
作っていきたい。
そんな視点で
本の編集をしていると
教えてくれた。
その言葉を昨日
呼び起こしてくれる話を聞いた。
青森出身の伝説の看護師
「花田ミキ」さんを主題にした
映画製作が進んでいるという事。
そのプロデューサーである
鎌倉幸子さんの話。
花田ミキさんとは、
日中戦争、太平洋(大東亜)戦争で
軍医看護師として
戦地に向かった看護師。
昭和24年の戦後
青森県で伝染病ポリオが流行った時
ワクチンが何もなく
治療法もわからない時
花田ミキさんは
りんご収穫に使うカゴを片手に
東京のGHQ本部に乗り込んで
ワクチンをもらいに行った。
勇気ある行動の裏側にあったのは
花田ミキさんの
譲れない想いがあった。
その想いとは
「命を阻(はば)むものは
すべて悪」。
戦後の混乱で
言動を制御されていた時に
自分の出来ることに
全てをささげた人生。
人として
どう生きるべきなのか?
そんな命を考える映画は
大量消費させるものではなく
後世に引き継いでいく映画として
想いを聞かせてもらった。
この話を聞きながら
77年前にあった戦争のこと。
そして
日本のことを
ちゃんと知っているだろうか?って
思った。
ぼくのじいちゃんは
戦争を体験していたけど
戦争の話を聞くのは
怖くてずっと避けてきて
結局
聞けずにじいちゃんは
亡くなった。
事実として、
花田ミキさんや
戦地に行った人がいる。
そこで亡くなった人もいれば
帰ってきた人もいる。
その人たちがいなければ
命がつながることが
無かったのも事実。
いま映画で
「ラーゲリより愛を込めて」が上映中。
嵐の二宮くんと
化粧品メーカーの
イメージキャラクターも務めた
北川景子さんが主演の映画。
映画の冒頭
ー事実に基づく映画ー
と示されてから始まる。
理不尽に強制労働させられた
シベリア抑留の話。
極限状態でも
何のために生きるのか?
先人たちが大切にしてきたものは
絶やしちゃいけないんじゃないか?
そんなことを考えさせられた。
少しでも会いたい。
ひと言でも会話をしたい。
それが出来なかった過去があった。
映画をこれから見る人は
ハンカチ…というか
タオルご持参をおすすめします。
涙で大変なことになる。
いろんな着目点は
あると思うけど
傷や肌の質感を作っている
特殊メイク技術。
そして
北川景子さんのメイクアップを
つい見ちゃっていた。
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