
朝ドラ「あんぱん」を見て思い出した21年前の忘れられない思い出
vol.4969
4月から始まった朝ドラ「あんぱん」。
僕の周りでは
見ている人が多いみたいで、
我が家でも録画していたから
見ていたら食の食べる以上に
大きな価値を思い出した。
※ネタバレしちゃったら
ごめんなさい。
朝ドラ1周目では
大切な人が亡くなって
喪失感で溢れていると
アンパンの美味しさに
笑顔と安堵が溢れたシーンがあった。
この気持ち、めちゃ分かる。
ショックな出来事は
ご飯を食べたいとは思わなくなる。
なんなら
このまま餓死してもいいやって
気持ちにさえなる。
今から21年前
僕の母が亡くなったとき
まさに同じ気分だった。
これから
何をしていいかわからない中
何も食べずに2日が経った夜6時ころ
家のインターホンが鳴った。
玄関に行くと
大きな鍋を両手に持った
50代の女性。
聞くと
亡くなった母から
化粧品を買っていて
母にいろんな人生相談も
していたという近所の女性。
「お母さん残念だったけど
これ食べて
少しでも元気出してね」
そう言って
大きな鍋を差し出してくれた。
その鍋を開けると
湯気と一緒に出汁の香りが香る
ふろふき大根。
さらに
風呂敷に入った
塩おにぎりも渡してくれた。
きっと
何も食べていないだろうから
消化に良いふろふき大根と
おにぎりを持ってきてくれたことが
うれしくてうれしくて
泣きながら食べたのを
今でも鮮明に覚えている。
抱きかかえた
大根が入っていた鍋が
人肌に暖かくて
心までもその温かさで
安心感を感じることになった。
食事って
栄養を摂取するだけじゃなく
人と人、自分自身も
つなぎとめてくれるのが
含められていると感じた。
食前の「いただきます」には
動植物の命に対して
いただきます。という意味もあるし
作ってくれた人の時間という命も
いただきますという意味もある。
当たり前が
当たり前じゃないって
気づいた瞬間に
感謝が生まれる。
感謝は
恩を感じた時にあふれるもの。
感謝しなくちゃ…という
意識の感謝は「お礼」だと
ある人は言う。
だから
頭でわかっているけど
感謝ができないのは
決してあなたが悪いのじゃなく
タイミングの問題。
今を一生懸命生きていたら
その時は訪れる。
一瞬早すぎず、一瞬遅すぎずに。
それでは、またっ
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