vol.4446

こんにちは♪
鳴海吉英（なるみ よしひで）です。

ぼくの父が入院したのが
今年の1月。

それまでは
飼っているシーズー犬の面倒は
父がやっていたけど

長期入院となれば
面倒を見る人がいない。

そんなことで浮かんだのが
ともちゃん。

ともちゃん
快く引き受けてくれて
シーズーのララも安心して
生活をしてくれている様子。

だけど
しばらくカットしていなかったから
モップのようになっていた。

今日が
待ちに待ったトリミングの日。

毛の有無で印象が変わる。

ぼくが眉ソムリエという仕事を
天職にしようと思ったのは
ある人が髪型を変える決断をしたから。

その人は
前髪で眉毛を隠す髪の長さ。

どんなに美容師さんに
たまには髪型を変えてみない？と
提案されても断ってきた。

その理由は
おでこにキズがあるから。

小さい頃にけがをした跡が
おでこにある。

そこから
前髪でおでこを隠して
ずっと過ごしてきた。

その方は
眉レッスンのお知らせを聞いて
受けに来てくれた。

約2時間…
眉毛を自分でも書けるように
レッスンをして

最後に鏡を見たその人は
「この眉毛を他の人にも
　見てもらいたい・・・」

まるで言葉が溢れてくるように
そのセリフがこぼれていた。

その時、ちょうど様子を見に来た
いつもカットをしてくれる美容師さんに

「次、ヘアカットするとき
　前髪に分け目をつけてください」
そう伝えていた。

これまでの経緯を知っている
美容師さんもビックリ。

ぼくはこの瞬間
眉毛にはその人の人生を
変える力がある…って確信した。

正確には
ぼくが人生を変えるのではなく

変わるきっかけを
伝えることができるってこと。

こんな経験を
してしまったからこそ

ただ眉毛の書き方や商品紹介
だけじゃなく、

眉毛を通じて
変えられる感情面までも
伝えるようになった。

前髪や面積の多い毛は
その人の印象を変える。

だからこそ
前髪を上げて
表情を明るくすることで

その人の運気も
前向きにするお手伝いを
今はさせてもらっている。

たかが眉毛…されど眉毛。

眉毛だけど
不思議な才能を秘めている。

そんな不思議な能力は
動物にもあって

前に父が尿管結石で
約10日の入院をした時

毎朝の散歩は
僕と兄で交互に行っていたんだけど

退院するという日に限って
ララは散歩に行こうとしなかった。

いま13歳のララは
目も見えない、鼻も利かない
耳も遠い。

だけど、父が一時退院した時は
普段おとなしいララも
吠えてアピールをして
父のそばにしばらく座っていた。

トリミングで
ララもさっぱりしてきた♪

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