vol.3644

眉ソムリエNARUMI(なるみ）
鳴海吉英（なるみ よしひで）です。

先日、撮影するための
ヘアメイクを
させてもらったんだけど

その日、初めて会う方だったから
「眉ソムリエです」と自己紹介すると

「ん？眉…？」
と驚いてた。

この反応が
あとで最大のカギになってくる。

美容を伝えていると
必ず立ちはだかることなんだけど

美の価値観は
人それぞれ。

これは仕方がない。

ヘアメイクをさせてもらった方は
スキンケアはするけど
メイクには興味は持ってないようで

メイクは全部で5分で終わらす…
というくらい意識。

ぼくが
どんなに良い色を出したとしても
どんなにきれいな眉の形をしても

ご本人が「何これ？」
って思われたら価値はゼロ。

だから、
ヒアリングをしっかりするし

美容のことは
何を聞かれても答えられるように
頭の引き出しは増やしておく。

ヒアリングした中から
『なりたい自分』を作っていく。

鏡を見てもらう瞬間が
一番ドキドキする。

これまでの経験からか
反応の仕方で
心から良いと思っているか
社交辞令で良いと言ってくれたか
だいたいわかるようになった。

ヘアメイクも仕上がり
鏡を見てもらうと
ゆっくりとつぶやいた…。

「まさか、眉で
　こんなに変わるとは
　思っていもいなかった。

　本当に眉ってすごいね。
　びっくりした」

心の中で
シャァァァァァァーーーーーー
ってガッツポーズ。

心から気に入ってくれたご様子。

あらためて思ったのは
眉の技術だけじゃなく

化粧品専門店時代に培った
スキンケアやメイク理論が
後押ししてくれて
心が通じられたと感じた。

初めに言われた「え？眉…？」
というのは

「眉でそんなに印象って変わる？」
って意味の言葉だったみたいで
体験してもらって

眉の魅力を十分に感じてもらえたことは
最高に任務を達成した気持ち。

自分が好きなことを伝えて
それを「すごいね」って
共感してもらえるのって

最高にうれしい。

なんたって、過去に
「眉でめっちゃ変わりますよ」
って豪語して

仕上がりを見せると
苦笑されたことがある。

あの空気・・・地獄すぎた（笑）

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それでは、またっ

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