vol.4822

こんにちは♪
鳴海吉英（なるみ よしひで）です

先日
秋田県の大館市倫理法人会で
講話をしてきた後

せっかくだから
秋田県にある
素晴らしい縄文遺跡に
行ってみようと思った。

秋田で有名な
国宝級に大切な縄文遺跡
「特別史跡　大湯環状列石」。

アラレが降るほど寒かった～( ;∀;)

縄文遺跡は
ガイドがあるのとないのでは
楽しさが1000倍違うから

ガイドを希望すると
70代？くらいの斎藤さんが
案内してくれた。

この時のガイド希望者は
ぼく一人だけ。

ガイドが始まって少ししたら
「実は三内丸山遺跡を
　ガイドしているんです！」と
伝えると

目の色を変えて案内してくれて
縄文クイズを出し合いしながら
楽しい時間だったんだけど

資料や映像で
見るだけではわからない
その場の空気感がそこにはある。

大湯環状列石は
三内丸山遺跡での文明が終わって
約200年後に作られた場所。

住む場所というよりは
亡くなった人を祀ったり
何か祈りをささげるために
存在した場所。

三内丸山遺跡の時代は
住む場所、祈りを捧げる場所
お墓が同じ地域にあったけど

三内丸山遺跡が終わると
現代の生活に近い
住居・祭祀・お墓が
別々の場所になっていった。

すごいのは
大湯環状列石は
方位磁石がない時代に

夏至の
日の出の太陽が出る位置に
石が配列されている。

天体と共に生きた縄文人。

大湯環状列石にある
二つの配列された石の真ん中を
国道が通っている。

この国道が
景観を崩しているのでは？
とのことで

近い未来、この道路を移設して
大湯環状列石のある遺跡を
展示するだけの場所になるらしい。

今から4000年前の景色は
どうだったかわからないけど

石の存在や
柱の跡から再現される構造物。

どんな思いで作られたのか
想像するとわくわくする。

全国に大小合わせると
約9万の縄文遺跡がある。

何年前の遺跡で
どんなものが出てきたのか知ると
楽しいだけじゃなく

何もない時代に
知恵を合わせて今に残るものを
築き上げた人たちがあるから

文化や命がある事に
気づかされると思う。

↑数字を意味しているとされる「土版」

平均年齢が低かった縄文時代
どうしても生きてほしい！
繁栄を続けたい！その思いが
各地にもあるし

何よりあなたの命が
縄文人が願った最先端の命。

あなたの近くにある
縄文遺跡に行って
何かを感じ取ってきてみてね♪

その時は
ガイドさんがいるなら
ぜひガイドさんに
案内してもらってね。

楽しさが1000倍違うから☺

それでは、またっ