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美容アドバイザーの良し悪しを計ることができるワード

vol.3744

眉ソムリエNARUMI(なるみ)
鳴海吉英(なるみ よしひで)です。

昨日は、10年以上になる
知人の男性から
眉スタイリングのお問い合わせ。

年月が流れていも
覚えてくれていることが
何より嬉しかった~~~❣

眉スタイリングをする時
一番大切にしていることは
どんな眉毛の形にするか
何を使って眉を描くかより

どんなイメージを
求めているのか?

これを共有すること。

逆に言ったら
眉を整えてほしいと
ご依頼があった時に

何もヒアリングせずに
「はーい」と言って
一方的に眉を整え始めることは
自己満でしかない。

ってか
これは昔のボク。

料理の仕事から
美容の世界に入って

女性の中に男一人
孤独と刺さる視線を気にしないように
毎日取り組んでいったら

メイク大会で
優勝することができた。

それを機に
業界紙や新聞・テレビに
出させてもらうようになって

「認められた技術なんだ」
って
ものすごい自信になったし
努力が報われた嬉しさを感じていた。

だけど
認められたことが
良からぬ方に進んでいくことになった。

指摘が正義

目の前の人は
メイクの欠点があって
それを見つけて指摘することが
責任だと思っていた。

だから
話を聞きながら
(この人のダメな所は…)って
常に悪い所を見つけていた。

結果、心の底から
笑顔になった人を見ることが出来なくて

その時感じたのが

傲慢(ごうまん)。

認められた技術が正解…
という傲慢。

どんなに一流のテクニックや情報でも
その技術を受けた人が「良し」と
感じなければ価値はない。

それに
ぼくよりテクニックも知識もある人は
世の中にめちゃくちゃいる。

そんなことを感じながら
本人の気持ちを乗せることが
メイクアップの目的で

その目的を
達成するために
目の前の人の感情を聞くことが
ものすごく重要になってくるって
行きついた。

眉を整えてほしい…と言われて
何も聞かずに眉を整えていたのは
まさに、昔のボク。

ぼくの技術でキレイにしてやる。

この意気込みは
悪いわけじゃないけど

相手の気持ちを無視しちゃったら
ただの傲慢さでしかない。

こうしなさい。ああしなさい。
と伝えるより
どうなりたい?どうしたい?
って

相手の答えを聞いていくように
いつも意識している。

とは言え
脳には男性脳、女性脳があるから

聞かれたことには
共感ではなく解決で答えようと
ついなっちゃうんだよね~

怠慢・傲慢・自堕落・無知

ひとり社長の4大疾病に
かからないようにしなくちゃw

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眉ソムリエ NARUMI

鳴海 吉英(なるみ よしひで)

プロフィール
1981年青森市に生まれ青森で育つ。AB型。
1996年青森市立南中学校を卒業。
1999年青森県立商業高校を卒業。
1999年(18歳)スパゲ亭青森店に就職。
2003年(22歳)美容の世界に入るため東京メークアップアーティスト学院に入校し、その後卒業。
2005年(24歳)メディカルメイクアップを志しアメリカに留学。1か月後、劇的な人生の転機があり青森へ帰る。
2010年(29歳)資生堂メイクアップ青森県大会優勝。続く東北大会では準グランプリ受賞。TBS系列のテレビ番組でメイクのコツを伝えるアドバイザーを3年務める。エステ専門誌「クレアボー」TBS系列のテレビ番組に青森のメンズエステ店として取材を受ける。
2013年(31歳)化粧品の専門誌「月刊 国際商業」に取材を受ける。
2015年(34歳)地元企業や自治体PR広告などのメイクを担当。
2019年(38歳)眉の基本の書き方を4,500人以上に指導。
2020年(39歳)4月にTBS系列の情報番組に生出演。

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