
お祭りを後ろから見て感じた日本人の在り方とは
vol.5073
青森でも
暑い毎日が続いていて
この3連休でも
青森のシンボルの一つ”アスパム”で
夏祭りが行われている。
先日お手伝いさせてもらった
庄兵衛祭でも
僕は太鼓の台を引きながら
お祭りを後ろの方から見ていて
感じたのは
おもてなしの気持ちは
引き継がれるものだ
という事。
ねぶた囃子が近づいてくると
住民は家の前に出てきて
跳人は「ラッセラー」の
掛け声を大きくして
ねぶたは
見てくれている人の近くに行くと
手を叩いて笑顔になってくれる。
その姿を後ろから見ていて
喜んでもらえることが
自分事のようにうれしい
というのは
こういう
お祭りごとからも
引き継がれていると思った。
きっとうれしかった思い出が
今度は誰かにしてあげようと
循環を生んでいる。
青森ねぶた祭は
8月2日~7日まで行われるけど
県外から
見に来てくれた人には
地元の人たちは
喜んで帰ってもらいたいと
おもてなしをする。
これは
青森だけじゃなく
全国でもあると思う。
約5000年前の
三内丸山遺跡を
ガイドしていると
この時から
おもてなし精神は
続いていると感じる。
三内丸山遺跡は
縄文時代でも
多くの人が集まって
共同生活をし始めた頃。
この時
物流が盛んにおこなわれていたのが
出土品からも分かってくる。
青森では取れない鉱石や
土偶が圧倒的に多く出てくる。
だから
よそ者を受け入れないのではなく
来てくれた人を歓迎する文化があった…
というか
受け入れをしないと繁栄はなかった。
現代の身体を調べると
今でも10%~20%は
縄文人のDNAが残っていると
されている。
だから
日本には特定の宗教だけが
存在するわけではなく
たくさんの信仰があるし
お祭りや行事が共存している。
他人を受け入れる。
これは5000年前から
身体にしみ込んでいることなのかも
しれない。
ねぶた期間からお盆休みにかけて
三内丸山遺跡のガイドが
入っているから
来てくれた人には
心を込めて縄文人の想いを
伝えてみようと思う☺
それでは、またっ
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