vol.4989

先日は美容専門学校で
アフロ先生として
20名弱の学生さんに伝えてきた。

4月から新学期が始まったから
まずは眉毛のことを伝えつつも
もう一つの僕の中での任務
「心の在り方」。

年齢的にみんな20歳前後。

経験できることは
限られているからこそ

どんな言葉を投げかけるか
結構考える。

学生さんは
これから就職活動もあるから

今後行きたい職場を見つけて
そこに面接する時期が来る。

その時に
強力な支えになるものは何かを
伝えてきた。

面接対策として
決まりきったセリフを言う事や
みんなと同じような
リクルートスーツを着る
ってことじゃなくて

もっと
自分らしさを表現すること。

そのために
発信が大事という事を伝えてきた。

ただの発信じゃない。
例えば行きたい美容室に
面接に行ったとき

志望動機を
書いたり聞かたりするよね。

「美容が好きだからです」と
言ったとする。
これは採用側は大体聞く言葉。
これだけじゃ引っかからない。

大事なのは
なぜ美容がすきなのかその理由。

経験が少ないから
なんとなく
美容の世界に入った人も
いるかもしれない。

でも何か理由があったはず。

だって美容じゃなくてもITでも
良かったはず。

根底にある理由まで引き出せたら
採用する側として
何かちょっと違う光るものに気づく。

接客業は
ちょっとした言葉や目の力で
何かを感じる能力は
必ずついてくるから
嘘はバレちゃう。

生徒さんとしても
本心を伝えられることが一番。

そのために必要なこととして
つらかったことに
向き合うことを少し話してきた。

あの時のツラい経験があったから
どうしても叶えたい事があったり

ツラい経験を支えてくれた
人や言葉があったから
今度は自分がその役目果たしたい
となれば放っておく人はない。

就職活動という面目だけど
僕の中では人間力の向上に
役立てられたらって思っている。

もしかしたら
美容関係じゃない仕事に
行きたいと思うかもしれない。

ぼくはそれでもいいと思っている。

どこに行っても必要とされる
『人間力の意味』を
伝えるのがお役目と思っててね。

授業の最後は
時間も押し迫ってきて
日々使っている思いが

じゃんじゃか溢れるように
出てきた。

これも自分で言っているようで
今、伝えなくちゃいけないという
”言わささった言葉”
なのかもしれない。

それでは、またっ