vol.4365

成長するためには
自己開示をすることが
一つの鍵になるんだけど

その自己開示が
なかなかできないって人が多い。

ぼくも昔は自己開示が
出来なかった。

その一番の理由は
周りにどう思われるか？
という不安があるから。

こんにちは♪
鳴海吉英（なるみ よしひで）です。

先日
富士高原研究所での研修で
一人ずつ自分の課題を
話す時間があった。

ぼくは両親との関係について
話をしたんだけど

この話を出来るようになるまでに
ずいぶん時間がかかった。

ぼくの母が自ら命を絶った事実を
始めはなかなか話せずにいたある時

ブログの師匠から
言われたひと言で
言えるようになった。

それまでは母は
心不全で亡くなったと
周りの人にウソを付いて
生きてきた。

ぼくが母の事実を
ブログ師匠に打ち明けた時

「それはお母さんがかわいそう。
　お母さんは大変なことは
　多かったかもしれないけど

　不幸な人生ではなかったはずだよ。

　一生懸命
　病気にも立ち向かっただろうし
　子供もいて
　それなりに幸せだったと思う。

　だけど
　それを不幸な人生にしているのは
　おまえがウソを付いているからだ」

そう言われたとき
ショックだった。

母の人生を
不幸にしたくなかったのに

確かに
ウソを付いているということは
母の人生を
否定しているものだと思った。

それから数日後に
ぼくは母の事実を
ブログで打ち明けた。

だれも不幸になろうと思って
生きている人はいない。

自分自身
良くなりたいだろうし

家族に苦労をかけさせたくないと
リスクを背負ってでも
努力や挑戦をしたはず。

それが上手くいかなくて
心を焼くことだってある。

すべては
愛情が根底にあるってことに
気づくことができた。

ぼくの母のことを
人前で話す機会になったとき

話終わると聞いてくれる人が
駆け寄ってきてくれて

「実は自分の親族でも
　同じ亡くなり方をした人が
　います。

　でも。私だけじゃないと
　勇気をもらえました」

そんなことを言ってもらえたら

母の死は
今度、誰かの背中を
支えることができると思った。

自己開示するということは
素直にいきるということ。

自分を大事にすることが
できる事でもあるってわかった。

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