「生きるとは…」お客様の背中で見せてもらったこと
vol.4036
眉ソムリエNARUMI(なるみ)
鳴海吉英(なるみ よしひで)です。
2月4日から続けている
YouTube動画の毎日投稿
100日チャレンジ。
60日も過ぎて
着実に重ねているんだけど
その中でも
3月31日に投稿した
崔燎平さんの動画は
夢のような時間だった。
何のためにそれをするのか?
これにまつわる内容。
崔さんとの動画を
何度か見直ししているうちに
あることを思い出した。
それは
家業の化粧品店を継いでいた時
来てくれていた
ある一人のお客様。
その方は
全身にガンが転移されている人。
ぼくが化粧品店に立つきっかけは
母が亡くなったのがきっかけ。
でも、母が亡くなる前から
全身にガンが転移している方の話は
聞いていた。
その方は
定期的にディズニーランドに行く。
そのタイミングは必ず
抗がん剤治療の後。
このツラい治療が終わったら
ミッキーに
元気をもらいに行くんだ。
ご褒美としてディズニーがある。
呼吸器系が弱いのか
せき込んだり
すぐに息が切れる。
でも
ディズニーランドに行くと
不思議と元気になる。
それだけじゃない。
病院の先生も
奇跡としか言えないくらい
ディズニーの園内では
場所を確保するために
走ることができるんだとか。
崔さんが出てくれた動画では
何かをはじめたとしても
必ずモチベーションが下がる。だからこそ「何のために」が
必要になってくる。その何のためにかは
不純な動機であってもいい。
って話してくれた。
全身にガンが侵攻していた
お客様も
生きるためにディズニーがあった。
そのお客様から
「生きるとは何なのか?」を
背中で見せてもらった気がする。
お客様はある時
ディズニーランドから帰って来て
数日後、天寿を全うした。
母が
いなくなった化粧品店なのに
最後の最後まで
化粧品を買ってくれたり
ディズニーランドのお土産を
持ってきてくれたり
いろんな思い出がある。
体は滅びでも
ぼくの中では
ずっとその方の優しい笑顔は
生き続けている。
あなたの笑顔は
誰かの希望や勇気になる。
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