突然の訃報。その時あなたはどう受け取る?
vol.3700
眉ソムリエNARUMI(なるみ)
鳴海吉英(なるみ よしひで)です。
突然の訃報。
ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが
自ら命を絶った。
有名人の
自らの死を耳にすると。
何がそうさせたのか?と
再発防止のため…と
原因を見つけようと
模索するメディア。
再発防止のためとはいえ
それは本人にしかわからない事。
悩みは千差万別。
だから答えを
見つけようがない。
気持ちはわかるけど
一番ツラいのは
残された家族や
身近にいた関係者。
だって
もっと早く気づいてあげられたら…
そんな後悔の念で
1日を埋め尽くされちゃう。
なぜそう思うのかって
ぼくがそうだったから。
ぼくの母も2005年に
自ら命を絶った。
「責任はぼくにあるんだ…」
長年その十字架を背負って
生きて来た。
何をするにも
「ゴメン。」
「どうせ上手くいかない」
そんなことを思うから
心の底から楽しめていない。
どんなに自分を責めても
心は軽くならず
何のために生きるかなんて
価値を感じない時もあった。
でも、ぼくも結婚して
子供が生まれて親になったとき
思ったんだよね。
この子がどんな仕事をしようが
誰かのお役にたちながら
笑顔でいることを願う。って。
これって
ぼくのお母さんも
同じことを思っていたんだと思う。
そんな時に
「ねぇ、心から笑ってる?」
って自分に問うてみたら
自分で責任を勝手に感じて
否定し続けていたぼくは
心から笑っていなかった。
ってことは
きっとお母さんも「ごめんね」って
思いながら
人生を後悔しているのかな…
そんなの嫌だった。
じゃぁ、残された者は
何ができるのか?って
「誰かのお役に立って
ぼくも笑顔でいるしかない」
つまり
ぼくの生き方で
お母さんを笑顔に出来る!
そう思ったんだよね。
今回、有名人の訃報が続いて
気持ちも暗い方に
引っ張られるのはわかる。
でも、どんなに悩んでも
亡くなった事実は変えられない。
変えられるのは
残された人がどう生きるか。
大切な人が笑顔でいるために
あなたが今、出来ることって何?
あなたは、どう生きていきたい?
上島竜兵さんから
笑いで人を笑顔にできること
そして
命を通じて
どう生きるのかを
考えされてもらいました。
ゆっくりと
お眠りください。
合掌。
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