心のメモに書いてあること。それこそが大切にしたい価値観。
vol.3502
眉ソムリエNARUMI(なるみ)
鳴海吉英(なるみ よしひで)です
日本伝統の工法でお家を建てる
サイエンスホームで
日本一、幸せ作りを実現させた
はっしーこと、橋本英文さん。
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こちらのはっしーさんは
毎日ブログの仲間でもある。
はっしーさんのブログには
幼少期~会社員時代~現在の
心の葛藤と気付きが書かれていて
素晴らしい心の在り方だと
心底思った。
はっしーさんのブログを読んでいて
ぼくもフッと思い出した。
それは、
東京のメイク専門学校時代のこと。
接客実習が続くことがあって
上手くできない日が続いた。
将来は家業の化粧品店に
戻るつもりだったので
アーティスティックなメイクより
常にナチュラルメイクや
スキンケアの話に注力してた。
とはいえ
すぐに上手くいくことはなく
焦りを感じていた時
そうだ!
長年の接客経験のある母から
「〇〇をすればいい!」
というような
”接客話法”を教えてもらおうと
電話をしてみることにした。
そして
母が電話に出るのと同時に
「接客の時って何を話せばいい?」
って聞いてみた。
電話の向こうから聞こえてきた
母の回答は
↓↓↓
「それはお母さんも
まだわからないなぁ~たくさん失敗もしてきたし
少しずつ感覚で
やってきたことだから…ひとつ言えるとしたら
焦らなくてもいいんだよ
ってことかな」
そんな回答だった。
その時、正直感じたのは
「え?なんで教えてくれないの?」
と、がっかりしたのを覚えている
でも今思えば
型にはめるような
接客話法の答えなんてない。
母が言っていたことが
少しわかるような気がしている。
心理学を使って
「PREP法で伝える」
「PASONAの法則で話す」
というのはある。
それはテクニックの一つだけど
ぼくの母がやっていたことは
人としての”在り方”だった。
それは、ぼくが24歳
母が54歳で亡くなった時に
わかることになる。
母が亡くなった後
遺品整理をしていると
母がいつもつけていたエプロンが
目に入った。
そのエプロンのポケットから
出てきたのは
走り書きをしたメモ用紙
メモ用紙は
何度も開いて畳んでを
繰り返しているのか
紙の端はすり減ったメモ用紙。
しかも何枚も。
そういえば
母は何かあると
いつもポケットからメモを取り出して
書いていたのを思い出した。
そのメモの正体が初めて分かった。
お客様に出すはずだった
何枚もの手紙のメモ。
〇〇さんへ…、○○様へ
最後まで書ききれていない
途中になったままの手紙メモ。
母はどんな接客話法が良い!というより
目の前のお客様に寄り添っていた。
これは
手紙のメモ用紙からだけじゃなく
母を慕って来てくれていたお客様から
これまでの母とのやり取りや
母からもらったという手紙を
何通も見せてもらって
確信したことだ。
なんだか
周りの人を通じて
母から素敵なアドバイスを
もらっていたような気分。
「接客話法を教えて」と
答えを知ろうと思っていたぼくが
今やっていることは
「眉は○○じゃなくてはいけない」
という”型”にはめ込まず
やってみたい!できるかも!
もっと輝けるかも…その可能性を
引き出すことをいつも意識してる
完璧に出来ているとは思わないが
母がやっていた
目の前の人に寄り添うことは
無意識に意識できていた。
きっとこれも
周りの人を見たり
自分自身で失敗したり
そして、
母がやってきたことを
周りの方々を通じて
教えてもらったからに違いない。
ぼくの人生の在り方として
一瞬でもいい。笑顔になってもらいたい。
心からやりたがっている事なのかも…
そう思った。
眉を描くときも
指針は有るが
それが正解とは限らない
今思っている感情を知って
表現することが
本当の眉を描く意味。
そして
完ぺきではないからこそ
そこが良かったりする。
今の感情を大切にね。
ぼく自身も感情を大切に
いまを生きようと思う。
こういった
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