vol.4385

こんにちは♪
鳴海吉英（なるみ よしひで）です。

今日3月20日は
春のお彼岸。

近所のお寺には車の行列。

ご先祖様を大切にする意味が
ここ数年でなんとなく
わかって来た。

昨年の秋から
三内丸山遺跡を巡るガイドを
ひょんなタイミングから
させてもらっているんだけど

先日、2024年三内丸山遺跡の
ガイド1回目を
させてもらった。

三内丸山遺跡の象徴的なのは
大きな6本の柱もあるけど

個人的には
集落出入り口になっている
道の両脇にお墓があるということ。

どんな意味があるか本当の所は
わからないけど

亡くなった方に
想いを馳せて集落に
出入りしていたのかな？って
考えることができる。

一部のお墓の周りには
石を円形に飾っていることから
身分の差があったように
見えるけど

他お墓の中に
埋葬されている服飾品に
そんなに差がないことから

王様と奴隷のような
階級制度が無いってことがわかる。

それだけじゃなく
当時の平均年齢は
30歳だと言われてていて

特に子供は4人に1人しか
大きくなれないとされていた。

その子供のお墓は
大人の墓のように
集落の出切口になるのではなく
集落の中心に埋葬していた。

側にいてほしかったのかな？

どの時代も
自分の子供が亡くなるのは
悲しい事。

もしかしたら
我が家の子というより
村の子供として

みんなで
育てていたのかもしれない。

そうやって
命に向き合ってきたのが
縄文時代の生き方。

三内丸山遺跡がある時代は
村の人たちが住むスペースと
お墓の場所が近かったけど

縄文後期からは
住む場所とお墓の場所は
離れていて
今の生活に似た形になっている。

そんな時代の変化を見れる
三内丸山遺跡を巡ると
日本列島にいま住んでいる事に
誇りを持てる。

三内丸山遺跡は
ガイド無しで巡ると15分くらいで
回れちゃうけど

ぼくのガイドで
三内丸山遺跡を巡ると
1時間くらいかかるんだけど
めっちゃ楽しいし

日本人は縄文人の遺伝子を
10％も引き継いでいると思うと
ここにいることを誇りに思える。

もう少しすると雪も完全に溶け
芝生もキレイな緑になってくる。

三内丸山遺跡が美しい季節になる。

もし、
機会があったらぼくのガイドで
三内丸山遺跡を巡ってみてほしい。

非公認ガイドだけど
絶対に楽しんで帰ってもらいます（笑）

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