技術職であまりよろしくない流れ…
先日、郵便受けに
青森の政治家さん達による
市議会での質疑応答内容が
チラシに書かれて入っていました。
それぞれの政治家さんが
「こんなこと質問しましたよー」
と活動報告的な事しているんだろうな。
と思って
一応、目を通すと、その中に
「出張美容の料金が
急に倍に値上がりした…」
福祉サービスを利用中の人からの
クレームのような手紙があったと
書いてあったのですが
決して
3000円だったのが
6,000円になったとか
そんな大きな金額じゃないんですよ
福祉へ自分の技術を使って
出来ることをやって喜んでもらう…
実際にボクもメイクアップで
やったことありますが
今までにない感覚を
体験させていただいたので
お役に立てた…という
やりがいは感じます。
これが続くと
どうなると思いますか?
人生のいきがい?
いえいえ、
虚しさ
です
趣味の範囲で
好きなことでお役に立てるなら
ものすごいやりがいや
生きがいになるでしょうが
これが
本業としている仕事を
ボランティア感覚でやるというのは
その仕事の価値を
感じなくなります。
「お客様の笑顔がお代です」
職人さんなんかに多いですけど
こんなきれいごと言い続けると
自滅しちゃうので
”笑顔がお代です”以外に
料金をいただける場所だったり
「あなただから買いますよ」と
言ってもらえる
その仕組みが
大切と思うんです
ボクもメイクレッスンを始めた時
サービス精神が旺盛…
というか、
お金をいただく罪悪感が
心のどこかにあって
0円→500円にするのが
めちゃめちゃ勇気がいりましたし
500円から紆余曲折があって
最終的には3000円に変える時も
めちゃめちゃ勇気がいりました。
やりがいを感じつつも
虚しさを感じている時って
顔は笑っていても心が泣いている
そんな感覚ですよ
話を戻して・・・
技術に対価を払わないような
風潮というか世の中になるのは
職人さんにとっては
ツラいと思います。
確かに
目に見えるものが
感覚的に無いようなもんなので
料金が値上がりすることに
抵抗心があるのは
わかるのですが
それを
生業(なりわい)としている人が
いるという事も事実です。
技術を対価として
快く受け取ってもらえる
そんな世の中になってくれたら…
と思った次第です。
技術の対価、
目に見えにくいからこそ
考えなくちゃいけないですよね。
それではまた~
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鳴海吉英(なるみ よしひで)
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