【技術者向け】お客様の眉毛をキレイに書く時に抑えておくべきポイント
vol.3004
眉ソムリエNARUMI(なるみ)
鳴海吉英(なるみ よしひで)です
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お客様をさらにきれいにしてあげる!
という期待と同時に
責任感というものが付きまとってきます。
実家の家業である
化粧品店に立った時は
まだ経験値は少なくても
お客様に
眉毛を書かせてもらっていたので
左右対称に書けるように
似合う眉毛になるように
最大限の注意をしていました。
最大限の注意をしていても
毎回完璧な仕上がりが
できたかというと
それはまた別問題で、
毎回、ボクの中でも課題でした。
今では同じ業種の方からも
相談を受けることがあるので
今回は一番相談が多い
お客様に眉毛を書く際
左右対称に書けないという
疑問にお答えしていこうと思います。
ここ最近多い相談は
施術をした際
施術ベッドに横になってもらったまま
最後に眉毛を書くのですが
骨格を図る器具を当てて書くのに
なぜか左右の眉毛が違う
という内容です。
お客様をきれいにしたい!という
プロとして責任感の現れですね
素晴らしいです。
この場合の解決方法は
眉毛は座っもらって書く
理由は
重力の問題
です
ベッドに横になってもらって
眉毛を書くのは
お客様も体は楽だし
書く側も安定するから楽ですよね
でも
ベッドに横になってもらって
左右対称の眉毛を書いて
ベッドから起きたら
左右の眉毛が違うのは
重力のかかり方が違うからです。
なんとなくイメージつきます?
昔、こんなの流行りませんでしたか?
鏡を持ったまま真下を向いて
鏡を見ると10年後の顔
鏡を持ったまま真上を向いて
鏡を見ると10年前の顔
5年だっけ?10年だっけ?
どっちか忘れたけど
ちょっとの顔の向き(重力)で
顔って変わって見えちゃうのです。
(光の当たり方も多少あるだろうけど)
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なので
お客様に眉毛を書く時は
座ってもらって
重力を普段の生活の状態にして
眉毛を書くということです。
これは骨格を図るような
眉プレートを使ったとしても
同じです。
重力で表情(筋肉は)
変わって見えます。
それでも
眉毛を書く時左右対称にならない時
こんなことに
当てはまっていませんか?
・お客様の顔を覗き込むように
顔が横になって書いている
・左右の眉毛のチェック方法を
目だけで確認している
覗き込むように顔が横になると
水平感覚がなくなるので
左右の眉毛が違ってきます。
覗き込んでしまうのは
お客様が座っている椅子が
低かったりすると、よく起きます。
左右の眉毛のチェック方法は
目だけじゃなく
指を当ててあげることです。
目だけでチェックすると
どうしても忘れます。
左右の眉山に指をあてる
左右の眉尻に指をあてる
そして
指の高さ、目との距離などが
違っていないか?
これをチェックすることです。
こうすることで
骨格を図るプレートなしでも
お客様に眉毛を書けるようになります。
昔、メイク専門学生時代
眉毛を書くのが苦手だったので
眉毛の授業の時
眉プレートを当てて
書いたことがあります。
このとき
確かにきれいな眉毛は書けたけど
次の理由で使うのをやめました。
全員同じ眉毛になってしまう
相手をモノ扱いしている感じ
プロっぽくないな
当時、一番強く感じたのが
プロっぽくないな
ってことだったかな(笑)
プレートを使うことは
悪いこととは思わないけど
お客様をさらにキレイにしたい
なんなら、プレートが無くても
お客様が自宅で眉毛を書くコツを
ちょっとは伝えたい。
という責任感や
プロとしての自尊心は
素晴らしいことなので
ぜひ、あなたの手で
さらにお客様をきれいにして
笑顔になるきっかけを作ってほしいです。
施術ベッドに横になったまま
眉毛を書くと重力の問題で
起き上がると左右の眉毛が違う
覗き込むように顔が傾いていないか?
指をあててチェックしているか?
この辺も振り返ってみてください。
ぼくは胴が長い背が高いので
お客様の椅子が低いと
背中を丸めなくちゃいけないので
椅子が低い場合は
椅子を高くするか?
ボクも椅子に座って眉毛を書くか
とにかく顔が傾かないように
意識をしています。
プロというのは
仕上がりや
技術だけじゃない部分の
道具、立ち振る舞い、
ブラシを持つしぐさ。
よりお客様に満足感、安心感、期待感を
もってもらえます。
ぜひ
あなたがお客様に
その感動を与えてあげてください
あなた自身が自信をもって
お客様に眉毛を書いてあげることを
実践してみてくださいね
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